Markets in London: Borough Market


ロンドンのマーケット事情を語る上で欠かせないのが・・・
ここ、Borough Market(バラ・マーケット)!


はっきりとした開始年は定かではなく、その形も常に変化を続けてきているものの、なんと1014年(‼︎)にこの地域で大きなマーケットがあったという記録が残っているんだとか。1000年以上の歴史のあるマーケット、今でもロンドン近郊に住む人々はもちろん、観光客にも大人気のスポットになっています。

公式サイトを見ていただくとお分かりの通り、めちゃくちゃ広いんですが、足を踏み入れるなり色鮮やかな野菜たちが!やはりどこのマーケットでも、量り売りは当たり前。


1つあたりの値段が固定されていると、つい「大きいやつのほうがお得!」と思って小さいものが売れ残ってしまったり、その1つあたりで買うよりも◯個入りのほうがお得だからといって買ったものの新鮮なうちに食べられなかったり、という問題がスーパーや台所で起こることもあるよね。

この写真にうつっているトマトをよく見てみると、いろんな大きさや形をしたものが混ざっているし、グラム数で値段が決まるから小さいのをたくさん買うことも、大きいのをすこし買うこともできる。
トマトソースを作りたいから大きいのをたくさん!とか、サラダに彩りを加えたいからほんの少しだけ、とかね。

欲しいぶんだけ備え付けの紙袋に入れて精算するから、生産者は袋詰めに労力をかけなくていいし、ムダなごみも出ないのもいいなと思います。(野菜を収穫してから、仕分けして袋に詰める作業もかなり大変だと農家さんに聞いたことがある・・・)


さて、Borough Marketはとにかく広くて、チーズやパン、焼き菓子などの加工品の出店も多いです。どこで買えばいいんだ!?って迷ってしまうけど、生産者がブースに立っていることも多いようなので直接こだわりについて聞いたり、試食させてもらったりするのも楽しみ方のひとつかな?

そして、訪れたことがある人は必ずうなずいてくれると思うのですが・・・
このマーケットはとにかく、いい匂いがします。そう、その場で味わえるストリートフードやドリンクの数・種類もとっても豊富なのです!


Borough Marketに来ることがあれば、必ずお腹を空かせておくようにおすすめします。笑
ベジタリアン・ヴィーガン対応のお店も多いし、アニマル・ウェルフェアに配慮して育てられた卵やお肉を扱うお店もあります。
どこを見ても、マーケット全体がサステナビリティを軸にしているのだな、と。ローカルな作り手のサポート、食の伝統を大切にするスローフード精神、ゴミのリサイクルの徹底、など。運営側も、出店側も、それぞれが良いと思うことを実践している感じがしました。


こちらは先日マーケットに訪れたときに食べた、チーズバーガー。
食材はすべて植物性、でもパティもチーズも旨味があっておいしいのです。

以前も少し書いたけど、食の選択において「これが100%正しい」と言い切れる普遍的なものはないんじゃないかなと思っています。

でも、新たな選択肢を持つのはいいことなんじゃないかな、と。
あれはダメ、これもダメ、じゃなくて、「これも美味しい」「少し高いけど、こだわっている作り手をサポートしたいし、今日にはこっちにしよう」「つい同じような野菜を買ってしまうけど、できるだけ旬を意識してみよう」みたいな選択肢を日々の生活のなかにちょっとずつ取り入れていくことができれば、個人にとっても社会にとっても無理がないし楽しい気がします。

自分のなかで頑なに「ルール」を決めてしまうと、自分が気持ちよく生活するためのものだったはずが、気づけば自分ががんじがらめになってしまう・・・なんてことも起こりかねないので。そうなってしまうと、切ないよね。


まぁ、これに関しては書き出すとキリがないので、今回はこんなところで。
ありがとうございました :)



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